クリエイティブスタッフ

フレデリック・デュボワ演出
1977年生まれ。俳優・演出家。デ・フォン・ドゥ・ティロワール劇団Théâtre des Fonds de Tiroirs(ケベック市)で創立より芸術監督を務める。1999年ケベック演劇芸術学院を卒業。その大胆なまでに独創的な演出により、2005年最優秀演出賞(Prix d’excellence des arts et de la culture de Québec)はじめ、数々の賞を受賞。フォン・ドゥ・ティロワール劇団以外の主な演出作品に、デュ・トリダン劇団の「HA ha!」(レジャン・デュシャルム作、2004年10月NACフランス語劇場シーズンで上演、2005年the Masque pour la production “Québec”受賞)、デュ・ラ・ボルデ劇団の「Macbeth」「Ubu Roi」「Les feluettes」などがある。デュボワの作品は、遊び心と芸術に対する愛情に裏打ちされた、彼特有の芸術的な厳格さを特徴としている。
マリー=ジョセ・バスタン脚本
脚本家、女優、演出家、デザイナー、レザンファン・テリブル劇団(ケベック)共同創立者。「ブックショップ」はバスティアンが初めて若い観客のために書いた作品であり、パリにある非常に専門的な書店「シェイクピア&カンパニー」を訪れたときに発想を得たという。ケベック演劇芸術学院で学び(1997年より教授を務める)、ラバル大学で劇文学の卒業証書を取得。最近では、ケベックのニヴォー・パルキン劇団のコレクティブ・クリエイション「Lentement la beauté」の共同執筆を手がけた。これまでに演出賞、脚本賞、脚色賞、助演女優賞など数々の複数の部門でノミネート及び受賞。1993年ニッキー・ロイ賞(ディスカバリー・オブ・ザ・イヤー)、ケベック文化芸術賞を受賞した。バスティアンは、新作の開発協力やケベック演劇界に対する独創的で精力的な貢献により高い評価を得ている。
エリーゼ・デュベ装置デザイン
2001年ケベック演劇芸術学院卒。20以上の演劇作品の装置及び小道具(舞台美術)を手がけてきた。最近では、トリダン劇場で上演される「Les Combustibles」(作:アメリ・ノソム)の装置デザインを担当、ペリスコープ劇団による世界初演公演(2007年4月)「Le Psychomaton」(作:アン・マリー・オリビエ)の創作スタッフに参加している。「La Librairie(ブックショップ)」の装置デザインで 2005年ジャック・ペェティエ賞受賞。デザイナーとして活動する一方、Centre d’études collégiales de Montmagnyで舞台技術・マネジメント課程を教えている。